旧工藤家住宅(旧所在 岩手県紫波郡紫波町)
工藤家住宅は、土間と馬屋が前方に突出しているいわゆる「南部の曲り屋」として知られる農家である。岩手県の古い民家はもともとこうした突出部がない直屋だったが、一八世紀の中ごろから曲り屋の形があらわれる。この住宅ははじめから曲り屋としてつくられた農家で、 岩手県下で最も古いものに属す貴重なものである。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1751-1763頃 |
構造及び形式等 | 桁行19.2m、梁間11.1m、南面突出部 桁行7.6m、梁間6.3m、寄棟造、茅葺 |
指定番号 | 1748 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19691218.0 |
所在都道府県 | 神奈川県 |
所在地 | 神奈川県川崎市多摩区枡形七丁目1番1号日本民家園内 |
所有者名 | 川崎市 |