代々木競技場第二体育館

昭和39年の東京オリンピックを機に建築された、建築家丹下健三(たんげけんぞう)の代表作。吊り構造により、屋根及び観客席を支える象徴的な外観と、中央が伸び上がる壮大な内部空間を創出する。二つの半円形をずらして組み合わせた巴形が生む動線計画も明瞭で美しい。当時一流の技術者を結集し、前例のない技法、構法を開発、駆使し、意匠、構造、機能を極めて高い水準で融合させて空前のダイナミックな建築を実現した。意匠的にも技術的にも秀でた、戦後モダニズム建築として価値が高い。

棟名 第二体育館
員数 1棟
種別 近代/文化施設
時代 昭和
西暦 1964
構造及び形式等 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、吊屋根構造、建築面積四、七〇八・○六平方メートル、平屋建、地下一階、鉄板葺、正面入口石敷附属
指定番号 2723
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20210802.0
所在都道府県 東京都
所在地 東京都渋谷区神南二丁目一番
所有者名 独立行政法人日本スポーツ振興センター
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