竜禅寺三仏堂

両側面と背面にもこしを付けた茅葺の三間堂(現在は軒支柱を立て、新しい建具を入れているので外観が損われている)。 禅宗様に和様を加えた様式からなり、地方色が濃厚。部材の保存がきわめてよく、かつ、旧痕跡が明瞭なので、当初の状態がよくわかる。関東地方における中世近世の建築の流れを知るうえに貴重。天台宗に属し、釈迦、弥陀、弥勒の三尊を祀る。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 室町後期
西暦 1569以前
構造及び形式等 桁行三間、梁間四間、一重、両側面及び背面もこし付、寄棟造、茅葺、もこし板葺
指定番号 1992
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19760520.0
所在都道府県 茨城県
所在地 茨城県取手市大字米ノ井
所有者名 竜禅寺
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