石岡第一発電所施設第二号水路橋

石岡第一発電所施設は、日立鉱山の電力需要の増加に対応するために久原鉱業所日立鉱山工作課長小平浪平及び同課技士宮長平作を中心として建設が進められた水路式発電所施設で、明治44年10月に竣工した。
近代日本有数の銅山として知られる日立鉱山を代表する施設の一つとして、産業技術史上、高い価値があり、また、施設全般にわたって、鉄筋コンクリート技術を用いたわが国で最初の発電所施設である。とりわけ本館は、わが国に現存する最古級の鉄筋コンクリート造建築物として貴重である。

棟名 第二号水路橋
員数 1基
種別 近代/産業・交通・土木
時代 明治
西暦 1911
構造及び形式等 鉄筋コンクリート造単アーチ橋、橋長20.0m
指定番号 2534
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20081202.0
所在都道府県 茨城県
所在地 茨城県高萩市大字横川、同北茨城市中郷町石岡
所有者名 東京発電株式会社
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