鑁阿寺経堂

鑁阿寺は足利氏の居館跡に営まれた真言宗の古刹で、鎌倉時代建立の本堂と鐘楼は重要文化財に指定されている。
経堂は江戸時代初期に建てられた桁行一間、梁間一間、一重もこし付、宝形造、本瓦葺の経蔵で、内部に一切経を納めた八角輪蔵を設ける。中世の遺風を伝えて全体に木割が太く、雄健の気風を保つうえに、もこし付経蔵の中では全国で二三位に位置するほど規模も大きく、近世社寺建築として重要な遺構である。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
西暦 1615-1660
構造及び形式等 桁行一間、梁間一間、一重もこし付、宝形造、本瓦葺、八角輪蔵付
指定番号 2162
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19841228.0
所在都道府県 栃木県
所在地 栃木県足利市家富町
所有者名 鑁阿寺
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