山田大王神社拝殿及び神供所
山田大王神社本殿は、茅葺の覆屋のなかに建つ三間社流造りで、人吉城主相良氏によって造営されたものである。南九州地方で中世に遡る数少ない遺構で、保存状態も良く貴重である。
本殿の前に建つ拝殿は奥行の長い平面で、前面右手に神供所が鍵の手に接続し、一連の茅葺屋根とするこの地方独特の形式になる。
棟名 | 拝殿及び神供所 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1761 |
構造及び形式等 | 拝殿 桁行9.7m、梁間4.9m、一重、寄棟造、妻入、茅葺 神供所 桁行5.2m、梁間4.9m、一重、北面寄棟造、南面拝殿に接続、 茅葺 |
指定番号 | 2252 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19900911.0 |
所在都道府県 | 熊本県 |
所在地 | 熊本県球磨郡山江村大字山田 |
所有者名 | 山田大王神社 |