旧第五高等中学校化学実験場
旧第五高等中学校は、明治21年2月着工、同22年12月に竣工した煉瓦造の学校建築の遺構である。設計は当時文部技師であった山口半六と久留正道が行っている。
本館と化学実験場は、赤煉瓦に安山岩の帯を配した清楚な意匠でまとめられる。表門は、門柱に安山岩の帯を五段に入れ、建物と意匠をそろえる。
旧高等中学校で現存するものには、ほかに第四高等中学校本館(石川県金沢市、明治24年、重要文化財)があるが、第五高等中学校には三棟がそろって現存し、当時の学校施設の規模を知る好資料である
棟名 | 化学実験場 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近代/学校 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1889 |
構造及び形式等 | 煉瓦造、建築面積427.6m2、一階建、桟瓦葺 |
指定番号 | 1747 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19690819.0 |
所在都道府県 | 熊本県 |
所在地 | 熊本県熊本市中央区黒髪二丁目40番地1号 |
所有者名 | 国立大学法人熊本大学 |