旧オルト住宅(長崎県長崎市南山手町)附属屋

この住宅は石造一階建で三方にタスカン式の列柱を配したベランダを設け、正面に切妻造のポーチが突出する。 長崎の洋風住宅の中では建設年代の古いものに属し 意匠もよい。 古図により 当初の各室の用途が知られることは珍らしい。主屋背後にある付属屋および倉庫は煉瓦造で、建築年代は明治中期のものであるが、長崎の洋風住宅で別棟の台所、倉庫の現存する数少ない遺例として貴重である。

棟名 附属屋
員数 1棟
種別 近世以前/住宅
時代 江戸末期
西暦 1865
構造及び形式等 煉瓦造、建築面積108.1m2、一階建、西面庇付、桟瓦葺、主屋間渡廊下附属
指定番号 1866
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19720515.0
所在都道府県 長崎県
所在地 長崎県長崎市南山手町14番地グラバー園構内
所有者名 長崎市
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