三井石炭鉱業株式会社三池炭鉱宮原坑施設第二竪坑巻揚機室
この地で石炭を産出することは近世より知られていたが、近代に入って一度国有化され、その後三井に払い下げられた。宮原坑第二竪坑は明治34年(1901)、万田坑第二は明治41年(1908)の竣工で、いずれも石炭を送り出すための第一竪坑とは別に、人員の昇降などを主目的として作られたもので、櫓や巻き上げ機室、附帯設備などが残っている。
H13.3.23所有者変更(無償譲渡)
旧構造形式:
第二堅坑巻揚機室(巻揚装置1基、ウィンチ一基を含む) 1棟
第二堅坑櫓 1基
鋼製櫓、コンクリート造基礎部よりなる
棟名 | 第二竪坑巻揚機室 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近代/産業・交通・土木 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1901 |
構造及び形式等 | 煉瓦造、建築面積127.1平方メートル、スレート葺、巻揚装置1基及びウィンチ1基を含む |
指定番号 | 2349 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19980501.0 |
所在都道府県 | 福岡県 |
所在地 | 福岡県大牟田市宮原町一丁目86の3 |
所有者名 | 大牟田市 |