善導寺書院

善導寺は鎌倉時代に創建された浄土宗の本山で、筑後平野に大伽藍を形成している。
本堂は二五・五メートル×二七・四メートルの大規模な仏堂である。内部は前半部の外陣、後半部の内陣・脇陣からなる。外陣では、柱筋に大きな梁を架けわたして大空間をつくるとともに、各柱間に梁を入れて構造を頑丈するなどの工夫がみられる。また、彫刻などに時代の特徴がよく表われている。
この建物は九州地方では最大級の本格的仏堂であり、江戸時代後期の特徴をよく表わしており、仕事もよい。
大門は江戸時代前期の四脚門の好例で、細部意匠も優れていて価値が高い。

棟名 書院
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸中期
西暦 1751
構造及び形式等 大書院及び小書院からなる 大書院 桁行17.8m、梁間7.9m、入母屋造、北面・西面及び南面庇附属、桟瓦葺 小書院 桁行11.8m、梁間7.9m、東面及び西面庇附属、桟瓦葺、北面大書院に接続…
指定番号 2206
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19941227.0
所在都道府県 福岡県
所在地 福岡県久留米市善導寺町飯田
所有者名 善導寺
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