道後温泉本館南棟
明治27年竣工の神の湯本館、明治32年竣工の皇族入浴用棟である又新殿・霊の湯棟、大正13年竣工の南棟及び玄関棟よりなる。
神の湯本館は桟瓦及び銅板葺の木造三階建で、入母屋造の大屋根に宝形造の塔屋を設ける。又新殿・霊の湯棟は、銅板及び檜皮葺の木造二階建一部三階建で、正面に御成門を配す。
本館全体は複雑な屋根構成をもち、和風を基調とした大規模複合建築であり、坂本又八郎の設計によるわが国の代表的温泉建築である。
棟名 | 南棟 |
---|---|
員数 | 1棟 |
種別 | 近代/商業・業務 |
時代 | 大正 |
西暦 | 1924 |
構造及び形式等 | 木造、建築面積187.71m2、東三階建と西二階建を二階東西廊下で繋ぐ、 桟瓦及び銅板葺、北面東方又新殿・霊の湯棟に接続 |
指定番号 | 2314 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19941227.0 |
所在都道府県 | 愛媛県 |
所在地 | 愛媛県松山市道後湯之町5番6号 |
所有者名 | 松山市 |