上芳我家住宅(愛媛県喜多郡内子町)離部屋
芳我家は内子木蝋生産の基礎を築き、その発展の中心となった家で、本家を「本芳我」、街道筋上手にある分家を「上芳我」と呼びならわしている。
上芳我家は街道の東に面して大壁造の主屋が建ち、その奥に離座敷や炊事場などの居住部分がある。居住部分の南と東には釜場、出店倉、土蔵など木蝋生産に関する諸施設が並び、広い晒場がとられている。各建物は上質で華やかな意匠になっており、木蝋生産で栄えた様子を今に伝えている。
棟名 | 離部屋 |
---|---|
員数 | 1棟 |
種別 | 近代/住居 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1887-1896 |
構造及び形式等 | 桁行6.9m、梁間7.6m、二階建、南面入母屋造、北面切妻造、 東南西各面庇付、西面突出部 桁行6.5m、梁間3.1m、西面入母屋造、 桟瓦葺 |
指定番号 | 2247 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19900911.0 |
所在都道府県 | 愛媛県 |
所在地 | 愛媛県喜多郡内子町内子2696番地 |