旧笹浪家住宅(北海道檜山郡上ノ国町)主屋
笹浪家は、上ノ国で代々漁業を営んだ家で、背後に急傾斜地のせまる海岸沿いにある。敷地は、上ノ国八幡宮の参道を挟んで東西に分かれ、東に主屋、西に土蔵が建っている。
主屋は、石置板葺屋根で、土間に漁夫のたまり場があり、北海道の現存民家の最古の類に属するものとして価値が高い。土蔵も、主屋と同時代の建築で、ともに保存する価値がある。
棟名 | 主屋 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1801-1900 |
構造及び形式等 | 桁行16.1m、梁間11.8m、切妻造、石置板葺、正面庇付、板葺 |
指定番号 | 2264 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19920121.0 |
所在都道府県 | 北海道 |
所在地 | 北海道檜山郡上ノ国町字上ノ国236番地 |
所有者名 | 上ノ国町 |