山口県旧県庁舎及び県会議事堂旧県庁舎

旧県庁舎、旧県会議事堂とも煉瓦造、二階建で、腰壁・窓台などを花崗岩とする他は表面モルタル塗とし、横目地を入れて石造風にみせる。
正面車寄の独立石柱の意匠や主要室の天井装飾などにみられるように、東洋建築の形をセセッション風にアレンジして取り入れるなど、大正時代に入ってあらわれた新しい意匠傾向が窺われる。
設計は当時国会議事堂の建設準備を進めていた大蔵省臨時建築部で、妻木頼黄部長のもとで、武田五一、大熊喜邦の二人が担当した。 明治期以後の近代建築の展開を考える上で極めて重要な建築である。

棟名 旧県庁舎
員数 1棟
種別 近代/官公庁舎
時代 大正
西暦 1916
構造及び形式等 煉瓦造、建築面積2,395.5m2、二階建、正面玄関ポーチ付、 桟瓦及び鉄板葺 (玄関、中央階段室、南棟二階各室及び正庁以外の内装を除く)
指定番号 2165
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19841228.0
所在都道府県 山口県
所在地 山口県山口市滝町1番1号
所有者名 山口県
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