角島灯台灯台
角島灯台は,下関市の北西,響灘から日本海へ廻る交通の要衝に建つ,現役の灯台である。
イギリス人技師R・H・ブラントンの指導による灯台の一つで,明治9年に初点灯した。旧官舎と旧倉庫も同時期の建設である。
角島の西端に建つ,高さ30mで,竣工時には石造では最も高い灯台であった。日本海側に最初に設置された洋式灯台として,近代の航路標識の整備の展開を知る上で重要である。灯台守が暮らした旧官舎は資料館として公開されている。日時計や灯火の回転装置も併せて保存を図る。
棟名 | 灯台 |
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員数 | 1基 |
種別 | 近代/産業・交通・土木 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1875 |
構造及び形式等 | 金属製、石造、建築面積六七・二五平方メートル |
指定番号 | 2716 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20201223.0 |
所在都道府県 | 山口県 |
所在地 | 山口県下関市豊北町大字角島二三四三番地一 |
所有者名 | 国(海上保安庁) 下関市 公益社団法人燈光会 |