復古館家住宅(広島県竹原市竹原町)主屋

復古館は、春風館の西隣にある。春風の孫の確が分家独立して現在の屋敷を構え、酒造業や製塩業を営んだ。復古館は春風館と異なり、道路に面して表屋(店舗)、その奥に主屋を配し、両者を玄関で接続する、いわゆる表屋造で、大きな商家にみられる形式によっている。主屋、表屋の西側や背後に臼場、米蔵などの附属屋がたつが、酒蔵などの一部は現在なくなっている。主屋の座敷の前後に庭園をつくっている。復古館は、建物の質がよく、家業を反映して、表屋造になっており、武家屋敷風の構えの春風館と好対照をなしている。

棟名 主屋
員数 1棟
種別 近世以前/民家
時代 江戸末期
西暦 1859
構造及び形式等 桁行18.3m、梁間8.6m、二階建、切妻造、南面、北面庇付、 西面風呂場・下便所附属、北面便所及び渡廊下附属、 北面台所突出部 桁行9.6m、梁間2.0m、片流れ、化粧間附属、桟瓦葺
指定番号 2204
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19881219.0
所在都道府県 広島県
所在地 広島県竹原市竹原町3875番地
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