復古館家住宅(広島県竹原市竹原町)臼場
復古館は、春風館の西隣にある。春風の孫の確が分家独立して現在の屋敷を構え、酒造業や製塩業を営んだ。復古館は春風館と異なり、道路に面して表屋(店舗)、その奥に主屋を配し、両者を玄関で接続する、いわゆる表屋造で、大きな商家にみられる形式によっている。主屋、表屋の西側や背後に臼場、米蔵などの附属屋がたつが、酒蔵などの一部は現在なくなっている。主屋の座敷の前後に庭園をつくっている。復古館は、建物の質がよく、家業を反映して、表屋造になっており、武家屋敷風の構えの春風館と好対照をなしている。
棟名 | 臼場 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1882 |
構造及び形式等 | 土蔵造、桁行10.5m、梁間6.9m、二階建、切妻造、桟瓦葺 |
指定番号 | 2204 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19881219.0 |
所在都道府県 | 広島県 |
所在地 | 広島県竹原市竹原町3875番地 |