林家住宅(岡山県英田郡東粟倉村)長屋門
林家は武士の出で近世この地に土着し、その後は庄屋をつとめたという。
長屋門、倉二棟を付属するこの住宅は当地方の上層農家の構えを伝えている。この住宅は板絵図があり、天明六年(一七八六)に建設されたことが知られる。 比較的新しい民家であるが、保存がよく当初の平面を示す板絵図があるなど、県下の民家を知る上に重要な遺例である。
棟名 | 長屋門 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1786頃 |
構造及び形式等 | 桁行25.2m、梁間6.0m、入母屋造、茅葺 |
指定番号 | 1743 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19690620.0 |
所在都道府県 | 岡山県 |
所在地 | 岡山県美作市中谷556番地 |