大山寺阿弥陀堂

大山寺は、奈良時代に創建されたと伝わる大山信仰の霊場で、中国地方を代表する天台宗寺院(別格本山)のひとつである。
現在の阿弥陀堂は、銘札により天文21年(1552)の建立と知られる仏堂で、太い柱や梁を用いた雄大なつくりを特徴とする。また、柱上の組物や軒廻りの意匠には和様の特徴を色濃く示す。
なお、向拝は梁や組物にみられる様式が他の部分と異なり、後世の増築であることが知られる。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 室町後期
西暦 1552
構造及び形式等 桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、こけら葺
指定番号 316
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19040218.0
所在都道府県 鳥取県
所在地 鳥取県西伯郡大山町大字大山
所有者名 大山寺
CATEGORY

文化財分類
ごとに探す