石谷家住宅座敷棟

石谷家住宅は,山林経営を主として営んでいた旧家の住宅で,大正8年から昭和4年にかけて屋敷全体の造営が行われた。
広大な敷地の中央に建つ主屋は昭和3年の竣工で,敷地内には, 主屋を中心に座敷や米蔵などが並び建っている。
主屋は,智頭地方特産の良質な杉材などの銘木を用い,高度な架構技術により宏壮な土間空間を創る大型の建物で,座敷の細部意匠も洗練されたつくりになる。
石谷家住宅は,優れた意匠をもつ大型の近代和風建築として重要であるとともに,質の高い土蔵などの附属屋や庭園がよく残り,豪壮な屋敷構えを伝えている点でも価値が高い。

棟名 座敷棟
員数 1棟
種別 近代/住居
時代 昭和
西暦 1926-1988
構造及び形式等 木造、建築面積二〇〇・五九平方メートル、入母屋造及び切妻造、北面主屋に接続、桟瓦葺
創建及び沿革 ・山林経営家の大規模で優れた意匠を有する 近代和風住宅。 智頭町指定(平成12年6月12日) 登録記念物(平成20年3月28日)
指定番号 2551
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20091208.0
所在都道府県 鳥取県
所在地 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭396番地
所有者名 智頭町、石谷樹人、石谷正樹
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