与杼神社拝殿
慶長十二年(一六〇七)豊臣秀頼の再建した社殿で、明治三十三年に旧淀城内の現在地に移築されている。本殿は五間社流造の比較的規模の大きなもので、両端に納殿を付設した特異な形式になり、彫刻装飾が多用される。 拝殿は旧舞殿で簡素な意匠であるが、本殿とともに、桃山時代の特徴をよく示している。近世社殿形式の一典型である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 桃山 |
西暦 | 1607 |
構造及び形式等 | 桁行二間、梁間一間、一重、入母屋造、妻入、こけら葺 |
指定番号 | 1991 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19710622.0 |
所在都道府県 | 京都府 |
所在地 | 京都府京都市伏見区淀本町 |
所有者名 | 与杼神社 |