月山神社出羽神社湯殿山神社摂社月山出羽湯殿山三神社社殿(旧日月堂本堂)

日月寺がある岩根沢は,月山及び湯殿山への東南に位置し,登拝口の修験集落のひとつである。日月寺は登拝する行者の拠点として,嘉慶元年(1387)に創建されたと伝えられている。
旧日月寺本堂は,天保7年(1836)の火災後,同12年(1841)に落慶した。ただし,正面の向拝は少し遅れて,安政5年(1858)に完成した。
仏堂から客殿,座敷,庫裏などの機能を,一つにあわせた類例の少ない構成の複合建築である。桁行(正面総長)が66.9メートルという破格の規模を持っている。
出羽三山への登拝口の建築がほとんど失われた現在,旧日月寺本堂は,登拝口に唯一残された中心建築として,貴重な修験道の遺構といえる。

員数 1棟
種別 近世以前/神社
時代 江戸後期
西暦 1841
構造及び形式等 桁行66.9m、梁間22.5m、一重、一部二階建、寄棟造、向拝一間、 入母屋造、妻入、軒唐破風付、鉄板葺
指定番号 2379
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20000525.0
所在都道府県 山形県
所在地 山形県西村山郡西川町大字岩根沢字上ノ平95-3
所有者名 月山神社 出羽神社 湯殿山神社
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