八坂神社疫神社本殿

八坂神社は祇園の境内のほか,祇園祭で神輿が渡御する旅所に社殿がある。境内社は,本社本殿に倣って庇や棚をつけ,独特の境内景観を形成する。美御前社本殿は天正19年(1591)の建立である。境外の旅所の社殿は,神座前の棚廻りなどに意匠を凝らす。また,神輿庫は鉄筋コンクリート造で,近代の境内整備による。
中世以来の伝統を継承し,近代には八坂神社固有の造形を目指した社殿群は,歴史的に高い価値を有している。

棟名 疫神社本殿
員数 1棟
種別 近世以前/神社
西暦 1823頃
構造及び形式等 一間社流造、両側面及び背面庇付、正面拝所唐破風造、銅板葺
指定番号 477
国宝・重文区分 重要文化財
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市東山区祇園町北側
所有者名 宗教法人八坂神社
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