法隆寺中門

法隆寺の南大門を入ると正面にみえる二重門が中門で、左右には廻廊が連なり、廻廊内には右に金堂、左に五重塔がそびえる。これらはいずれも木造としては世界最古の現存建造物であり、法隆寺西院伽藍ならではの景観を呈する。
中門は初重・二重とも、正面を四間、側面を三間に分かつ特殊な平面をもつ。太くて胴張りのある柱、雲斗雲肘木によって構成される組物、高欄の卍崩しの組子、人字形割束など、飛鳥建築の特徴とされるものによる構成が力強く、美しい。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 飛鳥
西暦 593-709
構造及び形式等 四間二戸二重門、梁間三間、入母屋造、本瓦葺
指定番号 23
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 18971228.0
国宝指定年月日 19510609.0
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
所有者名 法隆寺
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