法隆寺金堂

天智9年(670)の火災後に建立された法隆寺西院伽藍の中心建物で、中門・廻廊に囲まれたなかに、東に南面する金堂、西に五重塔が並んで建つ。
金堂は、二重基壇上に建ち、ふくらみのある丸柱や組物に用いる雲斗雲肘木、人字形割束や卍崩しの高欄など独特の建築様式をもつ。内部は土築の仏壇を構え、本尊釈迦三尊像以下を安置する。
世界最古の木造建造物で、全体の均衡もきわめてよい名建築である。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 飛鳥
西暦 593-709
構造及び形式等 桁行五間、梁間四間、二重、初重もこし付、入母屋造、本瓦葺、もこし板葺
指定番号 203
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 18971228.0
国宝指定年月日 19510609.0
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
所有者名 法隆寺
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