嵯峨家住宅(秋田県秋田市大平目長崎)主屋
秋田平野の東端に所在する農家で、構造技法等から19世紀前半の建築と推定される。嵯峨家はもと中世武士の出身と伝え、近世は肝煎を務めた。平面は、主屋南面の東西に突出部を出すいわゆる両中門造形式で、その特色を良く伝える。広い土間にはウマヤを備え、床上部は広間を中心に上手に二室座敷、裏と下手に寝室等がつく。
棟名 | 主屋 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1801-1900 |
構造及び形式等 | 桁行18.6m、梁間11.0m、寄棟造、南面庇付、東面水屋附属、南面西端突出、 中門 桁行7.3m、梁間8.2m、入母屋造、茅葺 |
指定番号 | 1874 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19730223.0 |
所在都道府県 | 秋田県 |
所在地 | 秋田県秋田市太平目長崎字上目長崎217番地1 |