長谷寺三百餘社

長谷寺は真言宗豊山派の総本山で,西国三十三ヶ所観音霊場の第八番札所である。
本堂は,慶安3年(1650)の竣工で,繋廊,鐘楼なども本堂と同時期に建設されたものが残る。
近年,本堂屋根修理に伴って行われた各種調査で,本堂完成のときの棟札,慶安元年(1648)の銘がある平瓦,さらに帳簿や図面などの資料が確認,整理された。
これらは,長谷寺の諸建築の建立年代や,建設の経緯を示す貴重な資料であり,附指定として保存を図る。

棟名 三百餘社
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
西暦 1650
構造及び形式等 一間社春日造、銅板葺
指定番号 613
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19861220.0
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良県桜井市大字初瀬
所有者名 長谷寺
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