興福院客殿
興福院は天正年中に開かれた浄土宗の尼院で、寛文年間現在地へ移された。
客殿も旧地から移築されたもので、禅宗の塔頭方丈によく似た形式を持ち、洗練された手法からなる、良貭の遺構である。 なお、障壁画は渡辺始興の筆として知られている。
員数 | 1棟 |
---|---|
種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 江戸中期 |
西暦 | 1661-1672 |
構造及び形式等 | 桁行13.9m、梁間10.2m、一重、入母屋造、檜皮葺 |
指定番号 | 1909 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19730602.0 |
所在都道府県 | 奈良県 |
所在地 | 奈良県奈良市法蓮町 |
所有者名 | 興福院 |