旧阿仁鉱山外国人官舎
阿仁鉱山は中世に金山として開発され、明治維新後は官営となった。鉱山近代化をめざした明治政府は外国人技術者を雇い入れて現地指導にあたらせた。
この外国人官舎は煉瓦造、切妻造で周囲に木造のヴェランダを巡らした建物で、内部は五室からなる。
この建物は現存する煉瓦造住宅としては、全国的にみても古いものの一つであり、わが国の産業近代化の一環を示す遺構として貴重である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近代/産業・交通・土木 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1882 |
構造及び形式等 | 煉瓦造、建築面積267.2m2、一階建、四周木造ベランダ、 東面隅突出部附属、アスファルトシングル葺 |
指定番号 | 2235 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19900319.0 |
所在都道府県 | 秋田県 |
所在地 | 秋田県北秋田市阿仁銀山字下新町41番23 |
所有者名 | 阿仁町 |