赤神神社五社堂三の宮堂

男鹿半島の西端の本山は、赤神権現を信仰する修験道場として開かれた。赤神神社はこの一郭をしめ、秋田藩主佐竹氏の厚い保護を受けてきた。
五社堂は、中央に正面入母屋造、妻入の赤神権現堂をおき、この両側にやや小規模の同形式の堂を二棟づつ並べている。各堂とも要所に彫刻を施して装飾する。
赤神神社五社堂は、同形式の五棟の堂が並び建って壮観であり、細部には秋田県の近世社寺建築にみられる地方的な特色をよく示していて、資料的価値が高い。

棟名 三の宮堂
員数 1棟
種別 近世以前/神社
時代 江戸中期
西暦 1710
構造及び形式等 桁行二間、梁間三間、一重、正面入母屋造、背面切妻造、妻入、向拝一間、 唐破風造、鉄板葺
指定番号 2234
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19900319.0
所在都道府県 秋田県
所在地 秋田県男鹿市船川港本山門前字秡川
所有者名 赤神神社
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