姫路城大天守
姫山に設けられた赤松氏の居城にはじまると伝え,その後豊臣秀吉の中国攻めの拠点となり,次いで慶長五年(1600)に関ヶ原の戦いの功により城主となった池田輝政により増築を含む根本的な整備が行われ,慶長十四年末には概ね完成したと考えられる。大天守は外観五重,内部七階で,三基の小天守と渡櫓で繋がれて連立天守郭を構成する。我国の城郭建築最盛期を代表するものとして重要であり,白漆喰塗りの城壁の美しさから白鷺城の名で呼ばれている。
員数 | 1棟 |
---|---|
種別 | 近世以前/城郭 |
時代 | 桃山 |
西暦 | 1608 |
構造及び形式等 | 五重六階、地下一階付、本瓦葺 |
指定番号 | 11 |
国宝・重文区分 | 国宝 |
重文指定年月日 | 19310119.0 |
国宝指定年月日 | 19510609.0 |
所在都道府県 | 兵庫県 |
所在地 | 兵庫県姫路市本町 |
所有者名 | 国(文部科学省) |
管理団体・管理責任者名 | 姫路市 |