旧登米高等尋常小学校校舎
明治六年に開校され、同二十一年移転して現在地に建築されたものである。設計者は宮城県技手山添喜三郎で、彼はその頃の県下の公共建築を数多く手掛けている。
木造、二階建、建築面積八四一、七平方メートル、平面はコの字形で吹抜けの片廊下式とし、下見板張りの外壁に引違い窓を連続させて採光面積を大きくとり、装飾が少い。初期の擬洋風とは違った和洋折衷の様式をもっており、明治時代の学校建築の流れを知る上に重要な遺例である。また、地方文化を示す建築としても意義が深い。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近代/学校 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1888 |
構造及び形式等 | 木造、建築面積841.7m2、二階建、桟瓦葺 |
指定番号 | 2116 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19810605.0 |
所在都道府県 | 宮城県 |
所在地 | 宮城県登米市登米町寺池桜小路6番地 |
所有者名 | 登米町 |