一乗寺本堂
一乗寺は西国三十三所の第二十六番札所として信仰を集めた天台宗の古刹で、平安時代後期の三重塔は国宝に指定されている。
本堂は懸造の九間堂で規模が大きく、平面以下総体的には中世以来の伝統的手法を踏襲しつつも、外陣内部の柱を減少させるなど礼拝空間の拡大を求めた近世的手法がみられる。宮殿の意匠も優れており、兵庫県下の近世社寺建築の中で代表的なものの一つである。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 江戸前期 |
西暦 | 1628 |
構造及び形式等 | 懸造、桁行九間、梁間八間、一重、入母屋造、本瓦葺、背面閼伽棚附属 |
指定番号 | 2154 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19831226.0 |
所在都道府県 | 兵庫県 |
所在地 | 兵庫県加西市坂本町 |
所有者名 | 一乗寺 |