旧杉山家住宅(大阪府富田林市富田林町)
杉山家は寺内町富田林の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代中期以降は造り酒屋として栄えた家柄である。富田林寺内町の古い町家は農家に類似した平面構成をもつことを一つの特色としているが、旧杉山家住宅はその中でも最も古い遺構であり、さらに江戸時代中期の拡張によって大規模商家に整い、座敷部も美麗で、質的にもすぐれた町家建築として貴重である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸前期 |
西暦 | 1615-1660 |
構造及び形式等 | 居室部 桁行24.5m、梁間11.9m、一部二階、入母屋造段違、南面、 東面及び北面庇付、本瓦葺 座敷部 桁行8.1m、梁間14.1m、入母屋造段違、東面居室部に接続、 本瓦葺… |
指定番号 | 2153 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19831226.0 |
所在都道府県 | 大阪府 |
所在地 | 大阪府富田林市富田林町14番31号 |
所有者名 | 富田林市 |