旧西川家住宅(滋賀県近江八幡市新町)主屋

西川家は豊臣秀次の近江八幡城下町建設時から住みついたと伝える近江商人で、畳表、蚊帳などを広く扱った商家である。 この住宅は広い通り土間に面して四室が並ぶ大型住居で、居室部は二列になり、さらに座敷部が突出する。 裏に建つ土蔵は三階蔵である。
この住宅は滋賀県下の町家として古い方に属し、発達した間取りながら全体に質素であり、近江商人の本宅を知る重要な遺構である。

棟名 主屋
員数 1棟
種別 近世以前/民家
時代 江戸中期
西暦 1706
構造及び形式等 居室部 桁行12.9m、梁間17.6m、一部二階、切妻造、桟瓦葺、 東面及び南面庇付、こけら葺 座敷部 桁行4.8m、梁間9.8m、切妻造、北面居室部に接続、桟瓦葺
指定番号 2144
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19830107.0
所在都道府県 滋賀県
所在地 滋賀県近江八幡市新町二丁目19番地
所有者名 近江八幡市
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