第一大戸川橋梁
第一大戸川橋梁は貴生川と信楽を結ぶ旧国鉄信楽線に架かる、橋長31m、単線仕様の単桁橋(たんけたきょう)である。国鉄が戦前の鉄道省時代から蓄積したコンクリート技術の粋を集め、昭和29年に建設した、わが国初の本格的なポストテンション式プレストレスト・コンクリート橋である。今なお高い品質を保つ優れたコンクリート構造物として価値が高い。工事の克明な記録を残すなど、戦後のコンクリート研究の発展にも寄与している。
員数 | 1基 |
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種別 | 近代/産業・交通・土木 |
時代 | 昭和 |
西暦 | 1954 |
構造及び形式等 | プレストレストコンクリート造単桁橋、橋長三一・○メートル、翼壁附属 |
指定番号 | 2726 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20210802.0 |
所在都道府県 | 滋賀県 |
所在地 | 滋賀県甲賀市信楽町勅旨 |
所有者名 | 甲賀市 |