弘誓寺本堂

弘誓寺は、覚如上人の高弟愚咄賢空坊の開基により正應3年(1290)に創立されたと伝わる。現在の本堂は宝暦5年(1755)頃から建替が計画され、同14年頃に主要部が完成、その後造作が若干遅れて竣工した。18世紀の典型的な大型真宗本堂で、ゆったりとした広縁や天井の高い外陣、丸柱の多用など発達した意匠を示している。また造営文書により建設の事情が理解できる点も貴重である。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸後期
西暦 1764
構造及び形式等 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝三間、後堂附属、本瓦葺
指定番号 2188
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19870603.0
所在都道府県 滋賀県
所在地 滋賀県東近江市五個荘町金堂町
所有者名 弘誓寺
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