来迎寺本堂

宝形造の内陣とその前に建つ寄棟造の外陣とを繋いだ大規模な複合仏堂で、京の大工棟梁の手になる。特徴ある外観をもつとともに建物の質がよく、特に、内陣部分の空間構成が壮大で優れている。江戸時代に栄えた松阪の有力な商人が建設にかかわっており、彼らの富の蓄積の大きさを表わした建築である。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸中期
西暦 1730
構造及び形式等 内陣及び外陣よりなる 内陣 正面三間、背面五間、側面四間、一重もこし付、宝形造、取合を含む 外陣 正面七間、梁間四間、一重、寄棟造、向拝三間、背面左右脇壇付 総本瓦葺
指定番号 2199
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19880511.0
所在都道府県 三重県
所在地 三重県松阪市白粉町
所有者名 来迎寺
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