御前崎灯台灯台
御前埼灯台は、駿河湾と遠州灘を隔てる御前崎の突端部に位置する。列強の要求に基づく灯台に引き続き、明治政府が推進した灯台建設の最初期に築かれた洋式灯台で、英国人技師ブラントンの指導により明治7年に初点灯した。灯台は二重円筒構造及び分銅筒を備え、回転式、一等レンズ設置の仕様で築かれた我が国最初期の煉瓦造灯台で、近代海上交通史上、価値が高い。灯台と共に建設された煉瓦造の旧官舎も併せて保存を図る。
棟名 | 灯台 |
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員数 | 1基 |
種別 | 近代/産業・交通・土木 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1874 |
構造及び形式等 | 金属製、煉瓦造及び石造、建築面積六○・五四平方メートル、東西塀附属 |
指定番号 | 2724 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20210802.0 |
所在都道府県 | 静岡県 |
所在地 | 静岡県御前崎市御前崎字燈明一五八一番一 |
所有者名 | 国(海上保安庁) |