大歳御祖神社中門
神部神社浅間神社大歳御祖神社は総称して静岡浅間神社とよばれる。現社殿は文化元年(一八〇四)から幕府直営工事として約六十余年ほどの長年月を要して完成している。
神部浅間両社本殿は比翼三間社流造、拝殿は俗に浅間造り二階拝殿とよばれるもので、江戸末期の善美をつくした建物である。本殿拝殿をはじめ、他の建物も建築装飾として彫刻を多用し、極彩色を施して華麗である。これら彫刻は立川流の彫物大工の手になり、すべてよく時代の特性を示している。一連の造営になる江戸末期の神社建築として代表的なものであり、社頭の景観も旧状をよく保っていて貴重である。
棟名 | 中門 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1826 |
構造及び形式等 | 一間一戸平唐門、本瓦形銅板葺 |
指定番号 | 2370 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19710622.0 |
所在都道府県 | 静岡県 |
所在地 | 静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町 |
所有者名 | 神部神社 浅間神社 大歳御祖神社 |