神明社假殿
神明社は、伊勢神宮内宮の麻績御厨を鎮護する神社として勧請されたと伝え、近世には麻績郷十ヶ村の総社として崇敬された。
本殿は貞享元年(一六八四)建築の大型の神明造社殿で、拝殿は天保十一年(一八四〇)建築の木柄の太い簡素な建物である。假殿は宝暦十年(一七六〇)建築の本殿よりひとまわりり小さな神明造社殿である。神楽殿は元禄十一年(一六九八)建築の四方を吹き放した茅葺建物で、舞台は天明三年(一七八三)建築の全国的に見ても古い農村舞台である。
神明社は、建築年代が古い大型の神明造の本殿や、假殿、拝殿、神楽殿、舞台の社殿群が良好に保存されており貴重である。
棟名 | 假殿 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1660 |
構造及び形式等 | 桁行三間、梁間二間、神明造、正面幣殿附属、銅板葺 |
指定番号 | 2280 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19930420.0 |
所在都道府県 | 長野県 |
所在地 | 長野県東筑摩郡麻績村麻 |
所有者名 | 神明社 |