慈眼寺鐘楼門

慈眼寺は真言宗に属する古刹で、江戸時代前期の本堂、鐘楼門、庫裏が現存している。 本堂は簡素な方丈型本堂で、中央奥に仏間、その両脇に座敷を配する。改造は少なく当初の姿をよく留めている。
鐘楼門は一間一戸楼門で、小規模ながら全体の比例や細部に優れている。庫裏は内部に若干の改造がみられるが保存はよく、構造に古式を残している。いずれも当初は茅葺の建物で、地方寺院の伽藍の形を現在に伝える一例として重要である。

棟名 鐘楼門
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
西暦 1650
構造及び形式等 一間一戸楼門、入母屋造、鉄板葺
指定番号 2174
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19860122.0
所在都道府県 山梨県
所在地 山梨県笛吹市一宮町末木
所有者名 慈眼寺
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