旧木下家住宅(福井県勝山市北郷町)主屋

旧木下家住宅は、勝山市の西郊に所在する民家で、その建設には、永平寺大工が関わった。正面の左右に突出部を設ける、いわゆる両袖造(りょうそでづくり)の外観をもつ。平面は、正面側を板敷の広間とし、その奥に、2列に座敷を配置している。
旧木下家住宅は、越前地方に分布した前広間型(まえひろまがた)平面を基本として、発展した形式をもつ大型民家であり、越前地方における民家の変遷を示すものとして重要である。また、永平寺大工が関わった質の高い民家としても、高い価値が認められる。

棟名 主屋
員数 1棟
種別 近世以前/民家
時代 江戸末期
西暦 1836
構造及び形式等 桁行17.7m、梁間9.6m、東面突出部 桁行3.8m、梁間7.5m、西面突出部 桁行3.7m、梁間5.0m、入母屋造、茅葺
指定番号 2554
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20100629.0
所在都道府県 福井県
所在地 福井県勝山市北郷町伊知地5号3番地
所有者名 勝山市
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