永平寺勅使門
永平寺は道元が寛元2年(1258)に開創した曹洞宗の大本山寺院である。九頭竜川支流の永平寺川上流に位置し,谷沿いに広大な境内を占める。創建以来たびたび伽藍を焼失し,現在の堂舎は近世から近代にかけて整えられた。山門から中雀門,仏殿,法堂を一列に並べ,大庫院や僧堂と廻廊で連絡する。承陽殿は宗祖道元の廟所である。各堂とも規模雄大で,内部空間,細部意匠も優れ,永平寺大工らの力量が発揮されている。山中の自然環境と一体となった優れた境地を創出し,今なお禅宗伽藍の規範となる壮麗な堂舎群として価値が高い。
棟名 | 勅使門 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1844 |
構造及び形式等 | 四脚門、切妻造、前後軒唐破風付、左右袖塀及び築地塀附属、銅板葺 |
指定番号 | 2696 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20190930.0 |
所在都道府県 | 福井県 |
所在地 | 福井県吉田郡永平寺町志比 |
所有者名 | 宗教法人 大本山永平寺 |