金沢城土蔵(鶴丸倉庫)

金沢城土蔵は、金沢城本丸の北側に、嘉永元年(1848)に建築された大型土蔵で、鶴丸倉庫とも呼ばれている。土蔵造2階建、切妻造、桟瓦葺で、もとは武具蔵として建てられ、加賀藩大工山本勝左衛門が普請を手がけた。
金沢城土蔵は、広大な内部空間を有し、腰の石張など金沢城の土蔵に特徴的な技法も併せ持っている。また城郭内に現存する近世の土蔵として希少な遺構であるとともに、武具蔵という用途が明らかで、なおかつ、その機能に則した造作がみられる点においても、高い価値が認められる。

員数 1棟
種別 近世以前/城郭
時代 江戸末期
西暦 1848
構造及び形式等 土蔵造、桁行二一・八メートル、梁間一四・六メートル、二階建、切妻造、桟瓦葺
指定番号 2524
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20080609.0
所在都道府県 石川県
所在地 石川県金沢市丸の内71番18
所有者名 石川県
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