佐藤家住宅(新潟県岩船郡関川村)新座敷
佐藤家は米沢街道沿いに屋敷を構える有力地主の家で、江戸時代には村の庄屋を勤めた。敷地の正面、街道に面して茅葺屋根の主屋を建て、その背後に新座敷、上土蔵、米土蔵、新土蔵を配し、裏口に門長屋を構える。
主屋は街道に向けた妻の左右に座敷を突出させているので、屋根の形が丁字形となり、特色のある外観となっている。
広い敷地と規模の大きな主屋、土蔵などの附属屋がそろった佐藤家は、江戸時代からの有力地主層の住宅としての形態をよくとどめていて貴重である。
棟名 | 新座敷 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 大正 |
西暦 | 1926 |
構造及び形式等 | 桁行12.1m、梁間9.7m、二階建、入母屋造、桟瓦葺、東面便所・洗面所 及び主屋間八尺廊下附属 |
指定番号 | 2254 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19910531.0 |
所在都道府県 | 新潟県 |
所在地 | 新潟県岩船郡関川村大字下関897番地 |