明治神宮外透塀
明治神宮は渋谷区代々木神園町に位置し,その社叢は都心に広大な緑地を提供している。
明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社として,大正9年に鎮座した。創建時の設計は伊東忠太が指導,内務省神社局の安藤時蔵と大江新太郎による。昭和20年に空襲で本殿ほかを焼失,同45年に再建された。再建設計は,もと内務省神社局の角南である。
角南は焼失を免れた社殿を生かしつつ,内拝殿での祭式が見通せる外拝殿の形態など,参拝の便を図りつつ,大規模な社殿群を,優秀かつ特徴的な意匠でまとめた。戦後日本に相応しい神社を目指した建築群として価値が高い。
棟名 | 外透塀 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近代/宗教 |
時代 | 昭和 |
西暦 | 1958 |
構造及び形式等 | 南東方外透塀 木造、延長一六・四メートル、銅板葺 |
指定番号 | 2708 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20201223.0 |
所在都道府県 | 東京都 |
所在地 | 東京都渋谷区代々木神園町 |
所有者名 | 宗教法人明治神宮 |